【プレスリリース】JETROとタイのカフェチェーンの日本産青果物プロモーション Fruitful Japan プロジェクトのご案内 ~ 日本とタイの魅力が交わるデザートで恋しい日本を思い出す ~ - mediator

Blog 【プレスリリース】JETROとタイのカフェチェーンの日本産青果物プロモーション Fruitful Japan プロジェクトのご案内 ~ 日本とタイの魅力が交わるデザートで恋しい日本を思い出す ~

2021年03月02日 (火)

食品関連
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JETROとタイのカフェチェーンの日本産青果物プロモーション Fruitful Japan プロジェクトのご案内 ~ 日本とタイの魅力が交わるデザートで恋しい日本を思い出す ~

⽇本貿易振興機構(以下、JETRO)バンコク事務所は、タイ市場における日本産青果物の消費拡大等を目的に、タイのカフェチェーン等と日本産青果物の魅力を発信するプロジェクト「Fruitful Japan」を実施しています。

本プロジェクトでは、タイで人気の飲食店やカフェ、デザート専門店など8 ブランド(Ampersand Gelato、Guss Damn Good、HEARTBAKER、Kyo Roll En、 Lemoncurd Bread and Coffee、Little Baker、TEA101、The Confiture)と連携し、日本産の生鮮青果物及び青果物加工品を使って新メニューを開発。各店舗で販売を開始しています(一部販売予定)。

新メニューの開発にあたっては、JETROが材料となる商品の紹介を行なっており、栃木県産のいちご(とちおとめ)、青森県産のりんご(さんふじ)、福岡県産のいちご(あまおう)、宮崎県産のさつまいも(紅はるか)、高知県産のゆず、東北地方産のりんご(ふじ)など、冬の日本を代表する旬の青果物やその加工品が数多く使われています。味、香り、見た目から日本を感じる美味しい全20種のメニューができあがりました。

本プロジェクトにご協力いただいたKyo Roll EnのオーナーシェフDej Kewkacha氏からは、次のようなコメントが寄せられています。

「日本ブランドをタイで展開するカフェとして、日本産青果物の販売促進を行う今回のプロジェクトに参加できたことを光栄に思う。高知県産ゆずを使った新商品の開発、販売に携われたことは大変嬉しい。何年か前に日本一のゆずの生産地である高知県のゆず農家を訪れたこともあり、忘れられない思い出となっている。今回は、タイでも人気のあるゆずを使って、その爽やかな香りとジューシーな果肉を生かした季節限定の特別メニューを開発した。今、タイはマヨンチット(Marian Plum:ビワのような形をした高級な果物)がおいしい季節で、タイで生まれた日本ブランドのカフェとして、日本とタイを組み合わせたメニューにすることを思いついた。今回発売された新メニューは、ゆずとマヨンチットの甘酸っぱい味が特長のロールケーキ、ゆずと相性抜群のチーズを組み合わせたゆずチーズスムージー、ゆずとコクのあるカカオを混ぜ合わせたゆず生チョコレートで、甘さと酸味、ゆずの香りを楽しむことができる。Kyo Roll Enのお客様に高知県産ゆずの魅力が届くことを期待している。」

また、Guss Damn Goodの共同創始者であるRarin Tumwattana氏からも、次のようなコメントが寄せられています。

「Guss Damn Goodのコンセプトは、“Story to Flavor”。身の回りで起きた素敵なストーリーで抱いた感情をアイスのフレーバーに表現している。このプロジェクトで紹介された宮崎県産さつまいもの紅はるかをひと口食べたとき、甘さの奥に隠れたスモーク感、なめらかでクリーミーな口当たりに感動した。新商品のHoney Yaki Imoは、焼き芋の素材を最大限に活かしたいと考え、皮ごと使ってアイスクリームを作ることにした。焼き芋にバターを塗ってフライパンでもう一度焼き上げ、ほくほくとしたなめらかなさつまいもの食感を残しながら、甘みのあるアイスクリームに仕上げた。まるで、ひんやりとした柔らかい焼き芋を食べているような新食感を味わうことができる。Honey Yaki Imoは、全9店舗で販売予定の期間限定のスペシャルメニューで、Guss Damn Goodのお客様に気に入ってもらえることを心から期待している。」

また本プロジェクトの実施にあたっては、タイの消費者の方々に安心して日本産青果物を楽しんでもらうため、タイの輸入商社等のご協力のもと、青森県、茨城県、栃木県、高知県等、20産地で残留農薬検査を行いました。結果、タイ法令の基準値に適合していることが確認できています。

JETROでは、このプロジェクトを通じて、タイの皆様に様々な形で日本産青果物の魅力を知っていただくことと新たな商流が10件以上構築されることを目指しています。本プロジェクトに対して、多くの方々がご賛同、ご協力下さったことで、日本産青果物の魅力を広く消費者に伝えることができると確信しております。ぜひ、この機会に日本を思い出す、実り多き幸せな時間=Fruitfulな時間をお楽しみください。

なお、販売メニュー全20種のうち、代表的なメニューは下記の通りです。各社が販売中のメニューの詳細は、各社のFacebookやInstagram、店頭等でご確認いただけます。メニューの販売期間は、各社で異なりますので、ぜひ、お早めにお召し上がりください。

参考資料1:日本産青果物及び同加工品を使ったメニュー

Ampersand Gelato
青森県産りんごのさんふじを使ったソルベ「Apple Sun Fuji Sorbet」(4月30日まで販売予定)

Guss Damn Good
宮崎県産さつまいもの紅はるかの焼き芋を使ったアイスクリーム「Honey Yaki Imo」(3月6日~4月30日まで販売予定)

HEARTBAKER
福岡県産いちごのあまおうジャムを使ったカップケーキ「Amaou Strawberry Cupcake with white chocolate」(3月31日まで販売予定)

Kyo Roll En
高知県産ゆずジャムを使ったロールケーキ「Yuzu Marian Plum Roll」(3月31日まで販売予定)

Lemoncurd Bread and Coffee
東北地方産りんごのふじにカラメルを混ぜたソースを使ったペストリー「Caramel Fuji Apple Roll」(3月31日まで販売予定)

Little Baker
福岡県産いちごのあまおうジャムを使ったカップケーキ「Amaou Strawberry – Vanilla Cupcake」(5月2日まで販売予定)

TEA 101
東北地方産りんごのふじにカラメルを混ぜたソースを使ったケーキ「Caramel Apple Crumb Cake」(3月10日まで販売予定)

The Confiture
栃木県産いちごのとちおとめから作ったジャム「Tochiotome Confiture」(3月8日まで販売予定)

参考資料2:残留農薬検査

|いちご
検査地域:18地域(茨城県、栃木県、岐阜県、奈良県、徳島県 、熊本県)
検査時期:2020年12月~2021年2月
検査機関:タイ政府の認める機関(日本の食品衛生法に基づき厚生労働大臣に登録している検査機関、又は国際試験所認定協力機構(ILAC)の多国間承認取決に署名している認定機関から、残留農薬分析試験に係るISO/IEC 17025の認定を受けている検査機関)
検査対象物質:クロルピリホス(chlorpyrifos) / グリホサート(glyphosate) / メソミル (methomyl) / パラコート(paraquat) / プロパルギット(propargite )/ ピリメタニル(Pyrimethanil) ※一部検体は、使用状況等を踏まえ、メソミルとパラコートのみ検査
検査結果:不検出(ND)

|さつまいも
検査地域:1地域(千葉県)
検査時期:2021年1月~2月
検査機関:タイ政府の認める機関(国際試験所認定協力機構(ILAC)の多国間承認取決に署名している認定機関から、残留農薬分析試験に係るISO/IEC 17025の認定を受けている検査機関)
検査対象物質:タイ政府の指定する134物質
検査結果:不検出(ND)

|りんご
検査地域:1地域(青森県)
検査時期:2021年1月~2月
検査機関:タイ政府の認める機関(国際試験所認定協力機構(ILAC)の多国間承認取決に署名している認定機関から、残留農薬分析試験に係るISO/IEC 17025の認定を受けている検査機関)
検査対象物質:タイ政府の指定する134物質
検査結果:不検出(ND)又は基準値以内

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執筆 mediator

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