【プレスリリース】ジェトロ、タイにおける日本産ホタテ等の新規需要創出事業 〜HOTATE Festival〜を開催 - mediator

Blog 【プレスリリース】ジェトロ、タイにおける日本産ホタテ等の新規需要創出事業 〜HOTATE Festival〜を開催

2023年12月13日 (水)

イベント
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mediator は「タイにおける日本産ホタテ等の新規需要創出事業」の運営事務局を務めています。

プレスリリース

日本貿易振興機構(JETRO)バンコク事務所では、タイにおける日本産ホタテ等の新規需要を創出することを目的として、輸入業者、飲食店、小売店などの皆様と連携し、新規需要創出事業~HOTATE Festival~を開催しています。

日本産ホタテをめぐっては、中国など特定国による水産物等の輸入停止措置により大きな影響が生じており、輸出先の多様化が求められています。タイ向けには 2022年時点で約12億円が輸出されており、品目別輸出額で第9位に入る主要品目ですが、新規需要の創出を通じて更なる輸出拡大を目指します。

事業1:飲食店や小売店でのPRを実施、地方や日本食以外もターゲットに

タイにおいて、ホタテ等の新たな需要創出・販路拡大を図るため、輸入業者と連携し、

①バンコク都以外の地方にも展開している飲食店(日本食を含む)や小売ブランド
②タイ料理・イタリアン・中華料理等の日本食以外の飲食店

におけるPRキャンペーンを展開します。ホタテ等を活用したメニュー・商品に関する店頭/店内広告、Facebook等のSNSへの投稿、インフルエンサーの活動などを通じて、日本産ホタテの品質や魅力を紹介し、飲食店や小売りブランドでの継続的な取り扱いに繋げていくとともに、バンコク都内の日本食レストランだけでなく、地方や日本食以外にもホタテ等の取り扱いを拡げていくことを狙います。

12月1日時点で、飲食店65ブランド261店舗、小売店5ブランド29店舗の参加が決定しており、現在調整中の店舗を含めると、今後さらに増えることが見込まれます。ジェトロバンコク事務所ではこれまでも日本産食品の輸出拡大に関する各種取組を進めてきましたが、今回のHOTATE Festivalが過去最大の参加店舗数となります。

事業2:PRイベントを実施

ホタテ等の新たな需要創出・販売拡大につながるPRイベントを実施します。一過性の取組ではなくホタテ等の継続的な活用につながるよう、PRイベントには一般消費者だけではなく、飲食店やシェフなどを招待します。

小売店における試食会・ワークショップ、ホテルの会場を貸切った飲食店やシェフ向けの提案会など、様々な工夫を凝らしたイベントが展開されます。

12月1日時点で、大小さまざまな16つのイベント開催が決定しています。

事業3:人気番組で料理コンテストを実施

タイで人気の料理コンテスト番組「IRON CHEF Thailand」(料理の鉄人)で日本産ホタテをテーマにした番組の制作・TV放送・SNSでの発信を行うなどにより、事業全体の盛り上げを図ります。同番組では、日本産ホタテをテーマに、日本料理、タイ料理、イタリア料理等の様々なジャンルで有名シェフが腕を競います。12月9日(土)18:00(タイ時間)から、7HDチャンネルで放送されます。

アイアンシェフタイランドに出演するティーラパット・ティーヤスントラノン氏 = 12月1日プレスカンファレンスにて

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12月1日にはプレスカンファレンスを実施

参加飲食店・小売店など事業関係者 = 12月1日プレスカンファレンスにて

本事業の実施に当たり、12月1日にはメディア、インフルエンサー、事業関係者などを招待したプレスカンファレンスを実施しました。プレスカンファレンスでは、「IRON CHEF Thailand」に出演したアイアンシェフタイランドChef R(ティーラパット・ティーヤスントラノン氏)へのインタビューや、日本産ホタテを活用した日本食・タイ料理・フュージョン料理の提供が行われました。

ジェトロ・バンコク事務所黒田所長 = 12月1日プレスカンファレンスにて

ジェトロバンコク事務所の黒田所長は、「日本産食品の各種取組でここまで多くの事業者の皆様にご協力いただくのは初めて。是非、この“HOTATE Festival”を通じて、日本産ホタテの魅力を知り、タイ地方や日本食以外を含めて幅広く楽しんでいただき、輸出拡大に繋げていければと思います」と事業への意気込みを語りました。

在タイ日本国大使館梨田大使 = 12月1日プレスカンファレンスにて

また、主賓の在タイ日本国大使館の梨田大使は、「日本語のホタテの名前は、殻を開いた形が帆を立てた船に見えることに由来し、縁起物としても扱われている」とエピソードを紹介し、「この冬に日本で旬のホタテを堪能するタイの方も多いと思うが、タイに戻ってきてからも大のホタテファンとなっていただきたい」と事業への期待を示しました。

本件に関するお問合せ
JETROバンコク事務所 農林水産・食品部
Hiroki Taniguchi / Yoshihiro Chuda(日本語・英語)
Yada Wongphatharakul(日本語・タイ語)
電話番号 : 02-253-6441 E-mail : bgk-food@jetro.go.jp

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執筆 mediator

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