Blog 転がるメディエーターに苔は生えない<人材編>

2020年12月16日 (水)

mediator のすべて
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現状にとどまらず、ポジティブに進化する方向で転がり続けるメディエーター。今回は、人材にフォーカスしたいと思います。新型コロナウイルスの拡大感染という未曾有の危機に直面したメディエーターの人材はどう変わりつつあるのか。その変化と目指すところを率直にお話しましょう。

適正な機会を与えれば本来の効果を発揮できる

オンライン商談会やオンラインセミナーをスムーズに効率的に進めるため、メディエーターではさまざまな方法や機材を貪欲に(笑)導入しました。

カメラ3台、レンズや三脚、スイッチングモニター、商談では音声の干渉を防ぐための同時通訳用個室ブースの導入など。最初は戸惑っていたスタッフもこうした機材の扱いにはすっかり慣れ、問題が起こるとトライアンドエラーを繰り返して改善策を見つけるようになりました。

メディエーターのオフィスに設けていたセミナー用の大きな部屋も、正直なところ、これまでは宝の持ち腐れでしたが、オンライン商談会やオンラインセミナーの開催が増えたことで使い道ができました。

これまでうまく活用できなかったものであっても、適正な機会を与えれば、本来の(ときにはそれ以上の)効果を発揮するようになる。それはセミナー用の大きな部屋だけではありません。

人材もその一つです。

新規の提案に面白さを感じてくれるスタッフたち

COVID-19の影響で、それまで受注していた仕事の多くが飛んでしまったとき、僕は会社でスタッフに話をしました。

もういままでの常識が通用しなくなったこと、次に何をすればいいのか想像も容易ではないこと、僕たちは見たこともない場所へを向かわざるを得ないこと。だからこそ、「これまでがこうだったから」という発想やこだわりを捨てて、いまこそチャレンジをしなければならない。そうしたことを何度も伝えていきました。

その結果、日本産食材の魅力を発信する仕事やオンラインによる商談会など、新しいタイプの仕事を手掛けることができたのですが、それによってスタッフのモチベーションも大きく変わったように感じています。

日本産食材の魅力を発信する仕事では、タイの大手企業との折衝が必要でしたが、意欲を燃やし、積極的に動いてくれるスタッフが多数いました。向上心のあるスタッフたちが「前例のない取り組みにわくわくしています」と言ってくれたんですね。これは本当にうれしかった。

形の決まった仕事をいつもどおりに受注してこなす–。そうした型通りの仕事ではないため、スタッフは状況の変化に応じて動き、ときには新規の提案をしなければなりません。

やっかいといえばやっかいです。手間もかかるし、労力は半端ありません。しかし、この「提案」に面白さを感じてくれるスタッフがメディエーター内に確実に増えました。これは予想外の収穫でした。

いま、メディエーターのスタッフは約30人。アルバイトを含めると約40人が働いています。新しい価値を創出することにやりがいや達成感を見出してくれるスタッフをこれからも増やしていきたいし、彼ら彼女たちの意欲を喚起できるような仕事を作っていこうと僕は決意しました。

スーパー総合職を目指せ

メディエーターの人材の魅力とはどこにあるのか。

社長の僕が言うのも口幅ったいですが、「スーパー総合職」の人材を多数抱えていることだと思っています。

日本では何でもこなす総合職は珍しくはないのかもしれません。しかし、タイにおいては総合職という発想はありません。何かの技術、特定の分野に特化したスペシャリストを目指すのが一般的だからです。

ある領域で経験を積み、スキルを磨いて、スペシャルな存在になる。これがタイランド3.0時代の発想でした。

でも、これからは違うんじゃないでしょうか。タイランド4.0時代には、新しい仕事、新しい領域、新しい技術に挑戦し、そうした経験を重ねることで総合力を強化していく人材が求められていくように思います。

その点、メディエーターのスーパー総合職は強い(笑)。企画を立て、提案し、仕事を獲得したら周りも巻き込みながら実現に向けて動きます。もちろん、みながみな、そうしたスーパー総合職というわけではありませんが、手本となるスーパー総合職が複数存在するのは僕たちの強みです。こうしたスーパー総合職をもっと増やすことが僕の直近の目標です。

COVID-19危機を契機に、メディエーターが新しい仕事を開拓しようと積極的に働きかけた結果、うれしいことにさまざまな方々が僕たちに声をかけてくれるようになりました。

メディエーターなら斬新なアイデアを出してくれるのではないか。従来にない発想でプロジェクトを企画してくれるのではないか。そして、新しいプロジェクトをスムーズにランディングさせてくれるのではないか。そんな期待をひしひしと感じています。

その期待に背いてはいけない。期待以上の成果を出し、新しいビジネスを創出し、もっともっと期待される存在になろう。そのために必要な人材を育てるんだ。僕はこれまでないほど燃えています。

これだけ前に向かって走り続けているのですから、メディエーターが停滞し、苔が生えて陳腐化することはありません。

No moss grows on rolling stones.

この言葉はメディエーターの新たな信条になりました。

mediator のすべて」とは?

このブログは、「日本とタイをつなぐプラットフォームになりたい」その思いのもと mediator を立ち上げた代表のガンタトーンが、過去を振り返り、現在をどう過ごし、未来をどうかたちにしていくのか…今の気持ちを素直に表現したブログです。
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執筆 三田村 蕗子

ビジネス系の雑誌や書籍、Webメディアで活動中のフリーライター。タイをもう一つの拠点として、タイはじめとするASEANの日系企業や起業家への取材も手掛ける。新しい価値を創出するヒト、店、企業の取材が得意技。コロナ禍で絶たれたタイとの接点をどう復元するか模索中。

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