【プレスリリース】JETRO日用品EC促進「Japan Mall」、及びオンライン商談会「Good Goods JAPAN」事業 - mediator

Blog 【プレスリリース】JETRO日用品EC促進「Japan Mall」、及びオンライン商談会「Good Goods JAPAN」事業

2020年10月15日 (木)

商談会
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mediator では、本事業の記者会見運営及び「事業2:アセアン市場販路開拓商談会(バンコク)事業「Good Goods Japan」」の運営事務局を務めています。

JETRO日用品EC促進「Japan Mall」、及びオンライン商談会「Good Goods JAPAN」事業

日本貿易振興機構(以下、JETRO)バンコク事務所は、2020年10月15日(木)記者会見を開き、タイにおける日用品市場について、新型コロナウイルス感染症拡大によるEコマースサイト等のデジタルサービスの普及を活用し、新たな販路拡大を支援することを目的とした2つの事業を発表しました。一つ目が海外におけるEコマース販売プロジェクト「Japan Mall」で、二つ目がアセアン市場販路開拓商談会(バンコク)事業「Good Goods Japan」です。本事業では、タイの大手Eコマースサイトである「Lazada」「Konvy」、また在タイ日系化粧品輸入卸会社「Moritomo」「Arata」「Ohyama」等と協力し、日本各地から選りすぐった500点(70ブランド)を超える化粧品をオンラインで販売すると共に、タイに来ることができない日本の事業者のためにオンライン商談会を開催します。

同日の記者会見でJETROバンコク事務所の竹谷所長は「タイおける日用品市場は新型コロナウイルスの感染流行の影響を受けて、①海外におけるEC販売プロジェクトである「Japan Mall」により約70ブランド、500商品以上の日本製化粧品の新しい顧客の開拓と認知度向上につなげること、②日本企業42社とタイ側バイヤー70社に対してアセアン市場販路開拓オンライン商談会を提供する「Good Goods Japan」の2つのプロジェクトを実施する。タイは東南アジアの中でも特に女性の美容・健康意識が高く、近年の経済成長に伴い所得・購買力が増加したことから日本製品の関心が高まっている。商品価格が高いなど課題はあるものの、生活水準が向上するバンコクを中心に日本製品の普及をEC及びオンライン商談会等で支援したい」と話し、タイにおける日本の日用品・生活雑貨市場について期待を述べました。

同席した「Lazada」を運営するLazada Ltd.のVice PresidentでBusiness DevelopmentのMr. Tapanan Rattananateは、「今回、日本の化粧品の販売促進に携われることを大変光栄に思う。品質の高い日本の化粧品はタイ人にも人気があり、常にトップ3に入る商品ばかりだ。我々の方では、日本側セラーに向けたオンライン販売の指導や24時間のサポートチームなどを用意し、精一杯協力したい」と述べ、「Konvy」を運営するKonvy International Co., Ltd.のHead of eCommerce and Brand PartnershipのMs. Arisa Thaveeは、プロジェクト参加への謝辞を述べるとともに「日本の化粧品は品質が高く、消費者からも長く人気を集めている。Beauty Retailerとして8年の経験を持つ私たちのプラットフォームを使うことで、本プロジェクトは成功できると確信している」と強い意気込みを語りました。

在タイ日系化粧品輸入卸会社の3社を代表して挨拶を述べたMoritomo (Thailand) Co., Ltd.のManaging Directorである川浦重樹氏は、「今回、Japan Mall事業のパートナー企業として参画できることを大変光栄に思う。タイは大変な親日国で、私たちはとても強い友情で結ばれている」とし、今回パートナー契約を結んだ3社について、取扱商品の品質の高さをアピールしました。また、Eコマース2社との連携については、「両社の優れたインフラを活用することで、タイ全国の消費者に日本の商品を知ってもらえる。Japan Mallで展開する商品は価格面からも試しやすく、100バーツ台から取り扱いがある。今回だけの特別なプロモーションもあり、是非この機会に日本の化粧品を試して欲しい」と事業をアピールしました。

今回2つの事業を通して、タイ人の暮らしと美しさに潤いを与え、落ち込む消費市場の起爆剤となることを期待するとともに、日本とタイの繋がりが途切れず続く事で、両国の発展に寄与できると確信しています。

事業1:海外におけるEコマース販売プロジェクト「Japan Mall」

「JAPAN MALL事業」では、昨今の世界市場におけるEコマース市場の急速な拡大を踏まえ、世界50以上のEコマース事業者と連携し、食品・飲料、化粧品、日用品、生活雑貨などの日本商品の海外向け輸出拡大に取り組んでいます。日本商品の海外での販売を支援することで、売れ筋の商品を見つけ、現地のニーズを把握することで売れる商品の創出に役立てたいとの狙いがあります。

本事業におけるタイでの取り組みでは化粧品を対象とし、「Lazada」「Konvy」での販売を行います。この2つのサイトを通して、約70ブランド、500商品以上の日本製化粧品を販売します。「Lazada」はタイ最大のEコマースサイトとして周知されており、幅広い商品群が強みのプラットフォームです。一方「Konvy」は、化粧品分野ではタイでトップのEコマースサイトであり、両サイトを通じて、新しい顧客の開拓と日本製化粧品の認知度向上を図りたいと思っています。また、タイの日本製化粧品市場で大きなプレゼンスを持つ「Moritomo」「Arata」「Ohyama」とはパートナー契約を結び、「Lazada」「Konvy」での販売を強化するためのP R活動を行ってまいります。Eコマースサイトにアクセスできない消費者を対象に、小売店のマツモトキヨシ及びツルハドラッグとも連携し、店頭販売も行う予定です。

>概要
事業名:Japan Mall 事業(バンコク)
期間:2020年10月1日(木)〜2021年2月28日(日)
内容:主要ECサイトを通じた日本製化粧品の販売促進
主催:日本貿易振興機構(JETRO)
日本側参加企業数:70社(商品数:541品目)※随時追加予定
販路:Eコマース:Lazada、Konvy
販路:店頭販売:マツモトキヨシ(30店舗)、ツルハドラッグ(22店舗)
公式WEBサイト:https://www.jetro.go.jp/services/japan_mall/

事業2:アセアン市場販路開拓商談会(バンコク)事業「Good Goods Japan」

「Good Goods Japan」では、タイにおける日本の日用品及び生活雑貨の販路開拓を目的としたオンラインによるビジネスマッチング及び商談の場を提供します。新型コロナウィルス感染症拡大による海外渡航制限等でビジネス活動の減速が懸念されていますが、本事業では、急速に普及するオンライン会議システムを利用し、日本とタイの企業の営業活動を支援します。

本事業で対象となる商品のカテゴリは幅広く、美容意識の高いタイ人女性に向けた化粧品・スキンケア分野や高い機能性を有する文房具分野、健康をサポートするヘルスケア分野、快適な空間を作り出す日用品・生活雑貨分野、また高い機能性が魅力のキッチン製品や調理器具分野など多岐にわたります。

商談会は、2020年10月15日(木)と16日(金)の2日間で行う予定で、日本側から42社、タイ側バイヤー70社が参加し、2日間で合計約300件の商談を目指します。オンラインでの商談には、TV会議システムの「ZOOM」を利用し、日本にいる企業とタイにいるバイヤー及び通訳の3拠点を繋いで商談を行います。オンラインによるビジネスマッチングの確度を高め、より効果的な営業活動へと展開させるため、本事業では情報発信を目的とした専用のWEBサイトを開設したほか、使い方などをタイ語で紹介した動画を制作、また通常の展示会のように実際の商品を確認できるよう、バイヤーの手元までサンプルを輸送します。

>概要
事業名:アセアン市場販路開拓商談会(バンコク)事業
期間:2020年10月15日(木)、16日(金)※オンライン商談会
内容:日本製の日用品・生活雑貨の販路開拓を目的とした個別商談会
主催:日本貿易振興機構(JETRO)
日本側参加企業数:42社(商品数:142品目)
タイ側バイヤー数:70社
公式WEBサイト:https://www.jetro.go.jp/en/events/goodgoodsthai2020.html

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執筆 mediator

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