在日経験通算10年。2004年埼玉大学工学部卒業後、在京タイ王国大使館工業部へ入館。タイ国の王室関係者や省庁関係者のアテンドや通訳を行い、タイ帰国後の2009年にメディエーターを設立。日本政府機関や日系企業のプロジェクトをコーディネート。
日本人駐在員やタイ人従業員に向けて異文化をテーマとした講演・セミナーを実施(講演実績、延べ12,000人以上)。
私にとって日本は、父の仕事の関係もあり、幼少期から身近な存在でした。
高校卒業後に日本に留学し、大学卒業後は在京タイ王国大使館で工業部公使参事官補佐として、日タイ両国の産業政策や科学技術政策を中心に両国の協力を調整する窓口を5年間務めました。そこで「国益」を学び、「世のため、人のために働くこと」を生き甲斐に感じるようになりました。
しかし当時、日本から見たタイは「安くモノづくりができる製造拠点」として認識されており、「日本とタイの関係はもっと対等であるべきではないか」と疑問を抱くようになりました。
その想いがメディエーターの設立につながっています。
2009年にタイに帰国し、メディエーターを設立。設立当初から私が志しているのは、「日本とタイをつなぐこと」です。その想いをMediator(仲介人)という社名に込めました。
仕事を通して私が何よりも重視していることは、お客様と共に走り、共にゴールを目指すこと。
「ゴールを共有し、コミットしたい」
お客様が掲げる目標や夢、ゴールを明確にし、それを実現するために必要なことを一つずつ実行していくことがメディエーターの役割です。
産業構造が大きく変わろうとしている今、これからの日タイのビジネス関係に必要なことは、「両国が持つ強みを活かし、次の100年を支える新産業を創出すること」だと考えます。そのために私たちは、新たなビジネス創出のきっかけを作り出し、持続可能な成長に必要となる「適切な情報」と「機会」を積極的に提供していきたいと考えています。
メディエーターは新たな価値を創り、変革を起こすためにこれからも進化し続けます。
そして、日タイ修好150周年の2037年に向けて、アフターコロナで日タイのビジネス協創に最も貢献した会社になること目指します。
2025年3月31日
CEO
Kantatorn Wannawasu
ガンタトーン・ワンナワス